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■ 貴院とアイルの契約はありません

病院の医療機関としての中立の立場に配慮し、アイルと貴院との間では、契約はありません。
アイルでは、妊婦様ご自身がかかりつけの病院に依頼して採取していただいた臍帯血を、妊婦様のご依頼にもとづき、お預かりするというシステムを採用しています。



■ 貴院にお願いしたいこと

①臍帯血の採取 
②母体血(妊婦様)の採取 
③各種書類・ラベルの記入
採取された臍帯血が、保管に適した状態かどうかを確認するために、当社では臍帯血の採取のほかに、感染症検査用の母体血の採取と、各種書類・ラベルの記入をお願いしています。

  臍帯血採取マニュアル




■ 貴院には採取トラブルの責任を問いません

お産の状態や、個人差がありますので、採取可能かどうかは、ご担当先生の現場での判断に一任し、採取できなかった場合や、採取量が少なかった場合、保管できなかった場合などに、妊婦様や当社が、貴院に責任を求めることはありません。
また、採取された臍帯血が保管可能な品質かどうかは、検査結果等を踏まえ、当社が最終判断いたしますので、保管以降に問題があった場合にも、貴院には責任を求めることはありません。


 



■ 貴院へ採取手数料をお支払いできます

アイルでは、貴院に代わりまして、採取手数料を妊婦様へ請求し、貴院へお支払いすることもできます(金額等につきましては当社スタッフより別途ご連絡いたします)。また、今後の医療活動にご活用いただけるよう、臍帯血の採取量・細胞数などの検査結果(妊婦様の同意があった場合のみ)と、統計データを後日に報告させていただきます。


 



■ 「さい帯血の私的保存に対する日本さい帯血バンクネットワークの見解」をうけて

「日本さい帯血バンクネットワーク」(以下「公的バンク」)のウェブサイトにて、平成21年10月1日付で、「さい帯血の私的保存に対する日本さい帯血バンクネットワークの見解について」(以下「公的バンク見解」という文書が公開されておりますが、この文書に関する株式会社アイウィル(以下弊社)の見解をお知らせいたします。




■ 国内唯一のAABB認定臍帯血バンク

米国では、公的・民間臍帯血バンクのほとんどが、米国血液銀行協会(AABB)の認定を受け、専門の外部機関の定期監査により、厳格な品質管理を常に維持しています。
アイルは、日本国内で唯一、AABBの細胞治療ガイドラインの認可を受けた管施設で、臨床実績の豊富な品質管理を採用しています。





■ 病院グループが運営

株式会社アイルは、全国40箇所以上に病院・検診センター等を展開する板橋中央総合病院グループの臨床検査会社です。
臍帯血のプライベート保管だけではなく、医療利用を目的とした臍帯血医療サービスを目指し運営しています。





■ 産婦人科医にできる再生医療への貢献

妊婦様からのご依頼に応じて臍帯血を保管幹細胞研究の話題も多くなり、臍帯血などを保管しておきたいと希望される妊婦様やご家族様が増えてきました。
そこで板橋中央総合病院では、妊婦様からの依頼に応じて、臍帯血を採取しています。病院サイドとしましては、 医師や医療機関としての中立性の立場もあり、特定の保管会社のみを紹介したり契約したりするわけにはいきません。
そのため、当グループ病院でも保管施設を運営はしておりますが、基本的には妊婦様が指定した保管会社で預かってもらっています。
臍帯血が、うまれてきた赤ちゃんやご家族さまの万一の場合の支えとなるならば、やはり無駄にはできないと強く思います。

メディカル・ディレクター 石田医師