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●採取・搬送キットを病院にお渡しください。
「採取・搬送キット」には、臍帯血採取と搬送に必要な資材一式が含まれています。担当医にキットをそのままお渡しください。採取後、母体血を採血した試験管とともにキット一式を東京の保管施設にご送付いただきます。送付方法につきましては、地域により異なりますのでご契約時にご案内させていただきます。
お母さま、ご家族さまのご協力はここまでです。
あとはスタッフにお任せください。
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臍帯血は、出産が終わった後に、臍帯と胎盤からおこなわれます。
個人差がありますが、採取は3~5分で終了し、採取量は約40~120mlになります。
出産後ですので、お母さまはもちろんのこと、お子さまにもまったく負担がかからず、痛みもありませのでご安心ください。 |
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●臍帯血を濃縮して保存バッグに封入
採取から 24 時間以内に臍帯血の幹細胞を濃縮し、保管バッグに封入します。
外部からの細菌感染の混入を防ぐため、作業はクリーンルーム内の安全キャビネット内(クラス 100 )で実施されます。
さらに、採取バッグから保管バッグに封入されるまでクローズド・システムで衛生的に処理されます。 |
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●プログラム運転で完全凍結
保管バッグに封入され、さらに丈夫なバッグにいれられた臍帯血の細胞をプログラムフリーザで慎重に凍結していきます。
凍結後、感染症・無菌検査の結果により安全性が確認されるまで、一時的に気相保管タンク(検疫タンク)で保管します。 |
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●母体血と臍帯血を徹底検査してご報告
米国血液銀行協会(AABB) の基準にもとづいて臍帯血について種々の検査を行ないます。またお母さまの血液についても感染症の検査をあわせておこないます。
株式会社アイル 板橋中央臨床検査研究所( IML )の臨床検査のエキスパートがすべての検査をおこないます。 |
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●安全を考えた二段階保管システム
臍帯血は、まず気相保管タンク(検疫タンク)に保管されます。
これは、臍帯血をマイナス150℃以下の気体中に設置できる特殊なタンクです。
感染症、無菌検査の結果、安全性が確認されると、臍帯血は液相保管タンクの液体窒素中に移しマイナス 196 ℃の超低温で凍結保管されます。 |
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また、弊社では、母体血などの検査用サンプルの一部をバイアルで保管していますが、検査バイアルは、液体中では汚染や破損の危険性がありますので、検疫タンクで保管しています。 |
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● 徹底したセキュリティ対策
臍帯血の保管施設は、 IC カードシステムによるセキュリティ、無停電装置、耐震設計を備えています。保管施設へは別のドアロックシステムによる入退室管理をおこなっています。万一の停電や液体窒素タンクの温度異常などは、自動監視システムによる通報体制を整えています。 |
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アイル再生医療研究センターでは、臍帯血中の重要な細胞を回収し、凍結・保管するまでの作業を行っています。
当センターの保管施設は、日本ではじめて、米国血液銀行協会(AABB)から細胞治療製品を取り扱う施設としての認証を受けた臍帯血バンクです。 |
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ラボラトリー・ディレクター 齋藤博士 |
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